
3歳ごろから12歳ごろまで使える、ブリタックスレーマーのジュニアシート、キッドフィックスⅢSが入荷しました。
こちらはこれまで販売されていたキッドフィックスⅡXP SICTの後継機となります。
キッドフィックスⅢSは、衝突時のサブマリン現象を防ぐセキュアガードやXPパッド、SICTシステムなど、主要な機能は踏襲しつつ更なる進化を遂げたジュニアシートです。
今回は入荷したばかりの展示品を使ってご紹介いたします。

画像中央のパーツがセキュアガードです。
ベルトを通すことで衝突時のずり落ち、サブマリン現象を防ぐ効果があります。
キッドフィックスⅢSの座面は以前の機種に比べて数センチほど前方に広くなり、お尻が入る部分が深めに設計されています。12歳ごろまで使うことになるジュニアシートですので、こちらのサイズ拡大はユーザーにとっては非常に効果のある変更と言えます。
また、後程ご紹介するヘッド部分も含めて、全体にメッシュシート仕様になっていますので、夏場の暑い時期にもお子様が快適に過ごせます。

こちらが頭部を守るヘッド部分です。
サイズや形状、サイドのクッションの厚みなどに特に変更はなさそうですが、中央にメッシュシートが施されています。
これまでのキッドシリーズ同様にしっかりと頭部が守られるように深めに設計されており、クッションも厚めに設計されています。
深めには設計されていますが、お子様が成長してきてもしっかり頭部が収まるようになっています。

こちらは横からの衝撃を軽減するSICTシステムです。
お車にシートを取り付けた際、外側のみ使います。通常時は収納されていますので、回転させて画像のようにします。
万が一の横からの衝突の際、こちらのSICTがまず車体と接触してダメージを軽減し、そこからシートに衝撃が伝わるので、座っているお子様に伝わる衝撃が非常に小さくなります。
このSICTシステムは、形を変えて他メーカーのチャイルドシートにも採用されている非常に有効なシステムです。
ブリタックスレーマーの独自システム、XPパッドは今回大きく仕様が変わりました。
これまでのものよりもサイズが大きくなり、繋げているベルトが伸縮するゴムになっています。お子様が小さなうちは体全体を覆うくらいのサイズになり、成長してくるとパッドが胸部分に位置るように設計されています。
XPパッドは事故が起きた際、顎が胸に当たって骨折するという現象を防ぐ効果と、ベルトに直に伝わる衝撃を軽減する効果があります。

シートの取り付けはISOFIXです。
従来通りシート下部に収まっているパーツを引き出して、お車の金具に取り付けます。
お車に金具が無い場合は使わずシートを座面に置くだけでも大丈夫です。
しっかり取り付けられていると、画像のようにグリーンのインジケーターがでるようになっています。外す際はインジケーター部分の赤いパーツを押し込みます。
このあたりはこれまでのジュニアシートと特に変更はありません。
キッドフィックスⅢSは、身長95cmくらいから140cmまで対応しています。
ヘッド部分の後ろのスイッチを押し込んで引き上げると、画像の位置まで上がります。
お子様の成長に応じて細かく調整できます。
ご紹介は以上です。
当店ではお子様を座らせてみたり、お車に取り付けてみたり、ご購入前にお試しいただけます。
ジュニアシートをご検討の方はぜひご来店ください。
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